2014/05/05

熊本 南阿蘇のリフレッシュ旅 パート2

南阿蘇後半




後半は大津家のゲストハウスに泊まりました。
玄関先では大津家の3人兄弟とそのお友達が木登りして泥んこになって遊んでる。








大津家のご夫婦、愛梨さんとこうたさんには姉夫婦のお友達というご縁でお世話になりました。

愛梨さんはドイツの大学で国土保全を学んだ後、東京から南阿蘇にきて10年お米を中心に農業をしている。
世界に25カ所しかない”世界農業遺産”登録に導いた方であり、3児のビックリするほどパワフルなお母さん。


”世界農業遺産”とは伝統的な文化、景観を持ち、生物多様性に富だ地域を世界的に守るとりくみのようです。

田んぼのヘリにはコンクリートではなく土ヘリにこだわりをもっていたり、お家のキッチンにも食器用洗剤ではなく、水洗いして汚れを落としている。自然の水を汚さない様にするためだろう.....
全てが自然と共存した生活...

炊いてくれた玄米は本当に美味しくてオカズ要らずの感動もの!東京にも卸しているようです。合鴨と鯉を田んぼに放ち、虫を食べさせて農薬を使わずにお米を守っているみたいです。



愛梨さんの活動がわかります〜

http://tkfd-shumatsu-gakko.jp/地域の自立/ガバナンス/5130/

育児に農業のお仕事、NPO法人九州バイオマスフォーラム副理事長としての活動...
本当にすご女性だ。


東京で放射能汚染や、農薬物、F1種、添加物....いろいろ考えて頭が痛い暮らしをしているけれど、農業を通じて、自然をこうやってパワフルに守っている女性がいるんだ....。

東京から通販で取り寄せる無農薬のお米は、すごく大変な努力と想いで作られているものなんだ....なんだか痛感する。

現地でお友達になったちあきちゃんから聞いた話だと'減薬米'とかってあるけど、お米が育つ前に虫がよらない薬を沢山まいて、育てる最中には薬を使っていませんよ。ってゆう仕掛けだったりするみたいなんだけど、愛梨さんのお米は完全無農薬かつ、愛情を感じられる気がした。


 笑顔が素敵な愛梨さんと、とても優しいこうたさん。




そしてご夫婦の子供達はすごいパワーと遊びっぷり。流石男の子!自然育ち!
体中真っ黒ww
やんちゃんすぎて構えてたけど、話してみるとすごく優しくてメンタルが自立している。



大津家には農業に興味を持ち体験するために各地から毎日のようにゲストがきている。
イスラエルからも留学生が来ていた。
そんな風に数々の大人に出会っているから、子供なのにちゃんと聞く耳もあって、わきまえた姿もある。たまに両親に甘えている姿も私達にお母さんの話を自慢げにしている姿も愛しい。
ここの子供達は自然の恵みをそのまま吸収して成長して自然に優しく育っている感じがした。
素晴らしい!!ダイナミックな子育て。


この写真は画像検索から引用させていただいた大津家3児。見事な遊びっぷり!



東京に育った私は父親の実家山形に夏休みになると小学生の時は毎年遊びに行っていた。
田んぼと山しかない風景。川で親戚一同バーベキューをしたり、Kトラックの後ろに乗って山の中にお墓参りに行ったり、夜はホタルを捕まえたり。
東京に帰る頃には山形弁で話していたそうww

そんな子供時代の経験が大事な経験だったこと、価値ある思い出になっていた事にふっと気づかされる。

東京に戻って半日で日常に取り戻された。
東京のスピードって半端じゃないね、
この忙しさに子育ても常に早送りになりがちだけど、小さい時期は貴重であっという間。
”三つ子の魂百まで!”
東京にいてもできるだけ自然の恵みを感じさせてあげたり、自分の手で何かをつかみ取れる子、物質的以外の”豊かさ”を育ててあげたい...と強く感じた旅でした。

私自身南阿蘇にいって五感が一枚剥がされたようなクリアになって帰ってきた気がする。
また行こう。感覚を研ぐために。

そしてずっとずっと南阿蘇の自然と子供達の笑顔が続きますように....



タカラ、また行こうね




なんてゴージャスな藤花!




満開つつじ




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